口臭の原因

口

口臭に悩んでいる、もしくは他人の口臭に悩まされることはありませんか?
人と顔を近づけて話すとき、とても耐えられない口臭によって、話をよく聞けないこ ともあるのではないでしょうか?

あるアンケートによると、
口臭を不快に感じた事がある人…男性90.0%、女性93.0%
口臭の指摘をした事がある人…男性21.9%、女性38.6%
口臭を指摘する相手は家族、友人、恋人の順で割合が低くなり、「口臭」という問題は身内以外に指摘しにくい結果だといえることが分りました。
しかし、面と向かって相手に「口臭がひどいですよ」とは当然言える訳がありません。 もしかしたら、自分の口臭が相手に不快感を与えている可能性もあるのです。
口腔は鼻腔とつながっていて、臭いを感知するのが鼻腔粘膜にある臭神経ですが、人間の臭神経はすぐ麻痺してしまうので、自分自身でにおいを感じなくなります。
もし口臭があっても、自分では気づかなくなるのです。

口臭の正体

口臭の原因は「揮発性硫黄化合物(VSC)」といわれるガスです。他にはアセトン、 フェノール、インドールなどが口臭の原因とされますが、主要な口臭成分とされるの は「揮発性硫黄化合物(VSC)」なのです。
歯科などの口臭測定器では、口腔ガス内の口臭の有無の判定をするために、その主要 な口臭成分とされる発揮性流黄化合物(VSC)を、科学的に分析、測定します。

虫歯・歯周病・歯垢

口の中の病気で、歯周病歯槽膿漏ともいいます。食後の歯磨きを怠ると、口内の食べ物の残りカスが栄養となって細菌が増殖し、細菌が活発に活動することにより臭いを発します。
特に虫歯の穴、歯間、歯の周囲には食べ物の残りカスが付着しやすいので細菌が繁殖しやすくなります。早めの治療と十分な歯磨きをすることが大切です。

舌苔(ぜったい)

舌苔(ぜったい)とは、舌の表面に細菌と白血球、細胞が付着し苔が生えているようになり、口臭の原因となります。歯を磨くと同時に舌磨きもしましょう。

臭いの強い食べ物、タバコ、アルコールによる口臭

ニンニク、にら、ネギ、ラッキョウや納豆などの臭いの強い食べ物やタバコの喫煙、アルコールの摂取によって強い口臭を発する場合があります。
これらが消化吸収されて血液中に入り、肺から呼気によって口臭となります。 よく焼き肉屋でニンニクの臭いを消す為に、ガムや飴がサービスされますね。しかし、ガムや歯磨きで口内の臭いを消しても消化器官に入ったニンニクが臭うので、すぐには完全に臭いは消えないのです。
歯磨きの消臭効果は全く無いわけではないのですが、歯を磨いても1時間後には再び臭ってしまうのです。にんにくの臭いについては>>にんにくはなぜ臭うのか?に詳細を記載します。

心因性口臭(自己臭症)

実際には他人が気にするほどひどい口臭が無いのに、自分の口臭がひどいと思い込んでい る人は多いといわれます。 それが原因で他人に近づくのを避けたり、嫌われていると思い込んだりして精神的に 悩み、対人恐怖症に陥るケースもあります。
精神的に不安定な思春期や更年期の時期、20歳代の若い人たち(特に女性)に多く、潔癖症であったり神経質な人に多くみられるそうです。

生理的口臭

唾液にはアミラーゼなどの消化酵素が含まれていて、それら殺菌効果のあるものが細菌の繁殖を防いでいます。 朝起きたときの口臭モーニングブレス)や空腹時の口臭ハンガーブレス)は、口の中の唾液が減っているために発生するのです。
また、緊張したときも唾液が出なくなり、口の中が乾くので口臭を発します。
他の生理的口臭としては女性特有の口臭があります。女性が妊娠したときや生理の時の口臭で、ホルモンバランスの変化が原因とされています。これらは正常な現象で、必ずしも人に不快感を与える臭いとは限らないので、気にする必要はありません。

病気による口臭

歯周病などの口内の病気ではなく、糖尿病や肝硬変、呼吸器系の病気など体のほかの部分の病気によって口臭がする場合があります。

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